

職歴の書き方の基本
転職で最も重要視されるのはこれまでの『実務経験』。つまり『職歴』が選考に大きな影響を与えるという事です。
その中でも、今回は職務経歴書ではなく履歴書の『職歴』についてまとめます。
履歴書の職歴欄では、
- どういった会社で
- どれぐらいの期間
- どのような仕事をしてきたか
という事を確認されます。
社会人になって以降の職歴は全て記載
最終学歴の後どのように過ごしてきたかという事を伝える必要があるので、社会人になって以降の職歴は、正社員はもちろんの事、派遣社員や契約社員などの経歴も雇用形態とともに明記します。
「アピールになる職歴ではないから…」「恥ずかしい職歴だから…」といった気持ちがあっても、抜けや嘘は職務経歴書との矛盾に繋がり不利な状況になるでしょう。
また、大手企業の場合は、以前の職場に電話でどういった仕事ぶりだったかという事を確認する事があります。その中で嘘が発覚してしまう事も少なくありません。
学生の時のアルバイト
基本的にアルバイトの経験は書かないのがマナーです。
というのも、先ほども触れたように職歴は最終学歴以降の経歴を明記するための項目。
しかし、応募先へのアピール材料になるアルバイトであれば書いておいてもいいでしょう。(ただし、数ヶ月といった短い経歴はアピールにならないので書く必要はありません)
職務経歴書を同封する場合は『入社』『退社』に関する情報のみでOK
職務経歴書は職歴について詳細に明記する事になるので、職務経歴書と一緒に応募する場合は、履歴書の職歴を簡潔に『入社』『退社』という事に絞って書きましょう。
ただし、職務経歴書との矛盾は致命的。入社や退職のタイミングのズレがないかなど最終チェックを疎かにしないようにしましょう。
履歴書の書き方

こちらが基本的な職歴の書き方です。
- 学歴から1行空けて『職歴』と記載
- 会社名は株式会社を付けて正式名称で
- どのような会社なのかを明記(誰もが知っている会社であれば必要ありません)
- 会社内でどういった事を担当して、どんな配置転換があったのかを明記
- 価値のある経歴は積極的に記載してアピール
- 退職経験がある場合は、自己都合⇒一身上の都合により退職、倒産等⇒会社都合により退職
- 最後に『現在に至る』および『以上』と記載
職務経歴書も作成する場合

入社・退社の経歴だけを簡潔に。詳しい事は職務経歴書でアピールしましょう。
※履歴書のみの確認で職務経歴書を読んでもらえないケースも少なくないので、アピールとなるワードがある場合は軽く明記しておくのも有効です。目に留まり、職務経歴書まで読んでもらえる可能性が高まります。
派遣社員の経歴

派遣先ではなく、派遣会社の名前を記載しましょう。もし、派遣先の経歴が応募先の企業でも有効なものであれば、職務内容を記載するのも有効です。
アルバイトから正社員になった経歴

職務経歴書がない場合は、アルバイト期間中の業務内と、正社員登用後の業務内容を記載しましょう。
離職期間がある

離職期間中にどういった事をしていたか、という事を書いておくと採用担当者も安心します。資格取得に至らなくてもどういった事をしていたか明記しましょう。
家業に従事

家業が応募先の企業でも有効な経歴であればもう少し詳しく書くのも有効です。
会社名変更

会社名が変わったタイミングではなく入社時の段階で明記しましょう。
読まれる履歴書を書くポイント
履歴書は取り敢えず読んでもらえるものと思われがちですが、実際は、パッと見で「この人はないな」と判断されまともに読んでもらえない事も少なくありません。
ですので、『読んでもらう事』を意識して書くのが大切。そのために職歴欄でできる事は、採用担当者の目に留まりやすいワードを入れておくという事です。
これまでの経歴で応募先に最もアピールできるポイントを探し出し有効に使いましょう。
先程も触れましたが、職務経歴書がある場合でもそういったワードを入れておくと有効です。


ジョブ吉のブラック企業体験談


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