冬場の面接では、電車やバスなど暖房の効いた交通手段で移動するとしても、コートなどの防寒具が必要となります。
どんな移動手段を使っても、駅から会社までなどは屋外を移動することがほとんどですし、各交通手段も基本的に冬場の服装を想定した温度で暖房を効かせているので、防寒着のないままでは体が冷えてしまうのです。
体が冷えると血流が悪くなり、頭に血が回りません。せっかく企業研究をしてきてもその力をフルに発揮できない可能性があるでしょう。
そのため、冬の寒さに適した服装で面接会場に向かう事はとても重要となります。
転職の面接は身だしなみが重要!移動の乱れも慎重に三段階チェックで基本的な面接時の服装に関するマナーを紹介しましたが、冬場はこれらの基本に加えてプラスαの防寒着を必要としますので確認しておきましょう。
冬の防寒具3点セット
コート
防寒具で真っ先に思い浮かぶのはコートですね。スーツにマフラーのみは少し違和感がありますし、スーツに手袋のみもやや違和感があります。まず、コートを着て他の部分も防寒するのが基本的な冬の寒さ対策になるでしょう。
ただ、防寒着に関しては、面接会場に入る前に脱ぐのがマナーとなるので着ている姿を見られる事はほとんどありません。
しかし、コートはかさばるため、カバンの中に入れる事はできず腕にかけて持つ事になるので面接官や受付の方の目に入るものとなります。
そのため、黒や紺などコートにあまり目がいかない無難なカラーを選択した方がいいでしょう。女性の場合はグレーやベージュなども一般的となっているので少し明るめの色でも構いません。ただし、水色や黄色など派手すぎる色はビジネス用のコートでも面接にはふさわしくありません。
また、「コートはそちらにかけて下さい」と気を使ってもらえる事も少なく無いので、デザインもシックでビジネスシーンに合っているものを選択するようにしましょう。
裏地にも注意
コートの中には裏地が派手なものもありますが、腕にかけている時やハンガーにかけている時など、裏地が見える場面は少なくありませんので、柄の入っていない黒系等の裏地のコートが好ましいでしょう。
トレンチコートが相応しい
スーツにダウンジャケットやダッフルコートを使っている人も見かけますが、あまりビジネスシーンに向いている防寒着とは言えません。
ましてや、面接という場面では避けた方が無難でしょう。
ビジネスシーンに最も適しているとされるコートは『トレンチコート』となります。
持っていない人は就職活動用に1着買っておいた方がいいかもしれません。冬場の就職活動では何かと使う機会がありますし、転職が決まったあとも必要となる場面があるはずです。
シワになりづらく、かさ張らない
腕にかけたり、畳む機会も少なくないので、シワになりづらく、かさ張らない素材のコートを選ぶようにしましょう。
ピーコートはNG?
ピーコートならビジネスシーンにも使えるのでは?といった意見もあるかと思います。
確かにスーツに使っている人を多く見かけますし、さほど違和感もありませんね。
しかし、トレンチコートに比べ丈が短く、私服でカジュアルに使うのも一般的となっています。
面接官によってはピーコートをよく思わない人もいますし、避けた方が無難です。
他に使えるコートは?
トレンチコートが最も定番ですが、他にも、
- チェスターコート
- ステンカラーコート
などもビジネスシーン用のコートとなるので使用可能です。
共通しているのは、いずれのコートも膝のあたりまで丈があるロングコートという事。
いずれかのコートがあればわざわざトレンチコートを買い足す必要はありません。
手袋
手袋に関しても面接会場に入る前に外す必要があります。
そして、コートと違いカバンの中にしまうので、見られる機会もほとんどないでしょう。
そのため、デザインなどはさほど関係しません。
ただ、スノーグローブや軍手など、あまり適さなすぎるものは止めておいた方が無難です。
というのも、面接会場付近では応募先企業の関係者にいつ見られてしまうか分からないので変に目立たない方がいいのです。
マフラー
マフラーに関しても会場付近で取る必要があるのでさほどデザインは重要ではありません。ある程度、シックなものであれば問題ないでしょう。
コートと一緒に腕にかけてもいいのですが、落としたり床で引きずってしまう可能性があるので、カバンに入れた方が無難です。
防寒性は落ちますが、コンパクトになるデザインの方がカバンには入れやすくなりますね。
また、最も注意したいのはマフラーの素材です。
マフラーによってはスーツに毛が大量に付いてしまうので、そのような事態にならないよう事前に確認しておく必要があります。
もし毛が付くようでしたら、別のマフラーを買い直すか、面接会場周辺のコンビニ等の鏡でエチケットブラシを使って毛を落とすようにしましょう。
・・・
以上が、冬場の就職活動で使用する防寒アイテムです。普段からスーツを着る仕事をしている場合は持っている人の方が多いかもしれませんね。
持っていない人は、冬に就職活動をする以上欠かせないアイテムとなるので購入するようにしましょう。
ジョブ吉のブラック企業体験談


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