ニュース番組などで『週休3日の企業が増えている』という事がよく言われるようになりました。
人によっては週休2日でも羨ましいと思うものなのですが…、
週休3日を取り入れる企業のメリット・デメリットはどういったものがあるのでしょうか?
また、どういった企業が週休3日を取り入れているのかも確認してみましょう。
週休3日のメリット
まずは、どういったメリットがあるのか確認してみましょう。
オンオフの切り替えができる
3日間の休みがあれば、ちょっとした旅行にも手軽に行けるようになりますね。
例えば、1泊2日の旅行に行って、最後の休みは家でゆっくりするなどの使い方も可能です。
休日にリラックスできれば働く意欲も湧いてきますね。単休では「明日も仕事か…」という意識が消えずにリラックスできないものです。
優秀な人材をいい状態で雇える
待遇のいい企業は必然的に優秀な人材が集まり、離職率も低くなります。
週3日の休みがあれば、休日に銀行に行ったり、通院したり、家族との時間を確保できたり、何かと有効に使えますね。
プライベートの満足度が上がれば会社への貢献意識も高まります。
効率的に仕事をこなせる
日本の働き方は効率が悪いとされ、短縮できる部分が沢山あると言われます。
実際にドイツなど同じ先進国は年間休日が日本よりはるかに多く、残業も少ないのに平均年収が100万円ほど日本より高くなっています。
週休3日になり出勤日が少なくなったからといって、仕事量が減るわけではありませんので、その分、効率を求めた仕事方法が必要となってきます。
消費に貢献できる
メリットとしていいのか分かりませんが、休みが多ければ必然的にお金を多く使います。その結果、経済効果もあると言われています。
光熱費が下がる
大きな企業ほど、電気代や水道代など1日あたりの必要経費がバカになりません。
勤務日数を減らしても利益が変わらないのであれば、光熱費の節約に繋がります。
週休3日のデメリット
週休3日にはデメリットもあるのでこちらも確認しておきましょう。
ゆっくりと仕事ができない
これまでの仕事量を4日で済まさなくてはならないので、効率化が求められゆっくりと自分のペースで仕事をこなす事ができなくなります。
取引先に迷惑をかける事も
取引先企業が指定した日程が休みで商談などが遅れてしまう事もあります。
1日の勤務時間は増える
休みを増やした分、1日の仕事量は増えるので残業など勤務時間も増える傾向にあります。
週休3日を取り入れているものの、トータルの勤務時間は変わらないという企業もあるほどです。
使うお金が増える
休日が増えると使うお金が増え経済効果を期待できますが、使う側からしてみると、出費がそれだけ多いという事になりますね。
給料が変わらないのに出費が多くなれば家計もその分圧迫します。
週休3日の企業や導入予定の企業
では、実際にどういった企業が週休3日を取り入れているのか確認してみましょう。
ファーストリテイリング
ユニクロやGUで有名なファーストリテイリング。
地域社員限定ですが、1万人もの社員に週休3日制を取り入れています。
休みを取れるのは平日で、基本的に忙しい週末は休めません。また、出勤日の勤務時間はその分増やしているのでトータルの勤務時間は週休2日と変わらない少し特殊な形となっています。
佐川急便
週休3日、1日の所定勤務時間10時間という条件で求人募集を出しています。
宅配業者は休みが少ないというイメージがありますが、ヤマト運輸も週休3日を検討するなど少しづつ変わってきているようです。
日本IBM
日本IBMが週休3日を導入したのは2004年で日本初だったとされています。
エンジニア職のため、土日でも仕事が可能で比較的自由に休みが取れる事でも有名です。
Yahoo!
まだ、検討段階ですが、全ての社員に週休3日を取り入れる方針で話が進んでいます。
土日以外にプラス1日という形になるようです。
業績に影響が出ないことが前提とされていますが、IT技術を取り入れる事によって可能になるのでは?と、されており、遠くない将来、週休3日になるかもしれません。
まとめ
現状としては、ごく一部の企業でしか週休3日が取り入れられていないのが現状です。
しかし、比較的、分野問わず週休3日が検討されているので、週休3日を条件として就職活動するのも不可能ではないでしょう。
ただし、その分、勤務する4日間は、勤務時間が長かったり、ハードな勤務内容だったりするのでその事も把握してから検討した方が良さそうです。
ジョブ吉のブラック企業体験談


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