転職活動を行うにあたり必ず必要になる履歴書。本人の名前、住所などの基本情報や、学歴、職歴、志望動機など選考に必要とされる情報も詰まっており、転職において大切な役割を果たします。
しかし、それだけ重要な存在となると、『空欄(空白)はマズイのかな…』という不安がでてしまいますね。
履歴書によっては『希望給料額』といった欄も用意されているので書きづらいと感じる項目がある事も少なくないでしょう。
そんな時は、果たして空欄にしていいのか…。
空欄のままにせず一言添える
結論から言うと、書くことがどうしても見つからないという場合は無理して書く必要はありません。
かといって空欄のままではあまり印象が良くないので「特にありません」といった形で一言添えるようにしましょう。『希望給料額』などは「貴社の規定に従います」といった形にするのも印象がアップするでしょう。
FAX欄が用意されている事もありますが、FAXを持っていない人も少なくないですね。こういった場合は、そのまま「なし」と記入しましょう。
ただし、あまりにも『なし』『特にありません』『貴社の規定に従います』といった言葉が並んでいるのも書いている人の人間味を感じられなくなってしまうので、使っても1〜2ヶ所に抑えたいところです。
連絡先の電話番号とメールアドレスは空欄でOK
基本的に空欄を作るのはNGですが例外として『連絡先』の電話番号とメールアドレスは空欄でもOKとなる場合があります。
ほとんどの履歴書には『現住所』と『連絡先』の2つの住所欄がありますね。必ずしも、現住所で郵便物を受け取るのが連絡が取りやすい手段とはならないので、連絡の取りやすい方法を別で記入できるようになっているのです。
そして、『現住所』と『連絡先』、それぞれに電話番号とメールアドレス記入欄が用意されている履歴書も少なくありません。

例としてこちらのようなタイプの履歴書ですね。こちらはメールアドレス記入欄がありませんが、現住所と連絡先それぞれに『電話』の欄が設けられています。
まず、現住所と連絡先の住所が同じ場合は、同じことが二つ続くのはNGとなるので、連絡先の欄には『同上』と記入します。
そして、このケースでは連絡先も基本的に同じものになるかと思います。同じ事が2つ続くのはNGで、『同上』という事になりますが、連絡先の住所欄に『同上』と書いている以上その状況は十分に伝わっているのでわざわざそれを伝える必要はありません。
このような理由から、連絡先の『電話番号』や『メールアドレス』は空欄のままでも問題ない場合もあるという事になります。
履歴書の右側はできるだけ記入
履歴書の左半分は、名前や年齢、住所、連絡先など、個人情報など基本的な情報を記入するスペースとなっているので無理に埋める必要性がなく、状況に応じて『なし』『空欄』といった形をとっても問題ない、という事になります。
ですが、履歴書の右半分に関しては、免許資格欄、自己PR、志望動機、本人希望欄といった自分を売り込むアピールの場となっています。
これらの項目に空欄を作ってしまうのは好ましくありませんね。出来るだけ全ての項目を埋めてしっかりとアピールしたいところです。
履歴書の左半分と右半分では役割が全く異なっているのです。
例外として、免許資格欄は、持っていない時は記入しようもないので、下手に関係のない資格やレベルの低い資格を記入するより、『特にありません』とした方が潔いでしょう。無い袖は振れません。
また、資格取得に向けて勉強をしているといったケースでは自己PR欄にその旨を書きます。免許資格欄はあくまでも取得済みのものを記入する欄となるので注意しましょう。
緊急連絡先
稀に緊急連絡先欄が設けられた履歴書があります。
ご実家に設定したり、ご自宅に設定したり、状況によってさまざまですが、緊急の連絡先がないという事も少なくないでしょう。
そういった場合は、「緊急時は携帯電話にご連絡下さい」といった形で記入しましょう(通常の連絡手段に記入した連絡先を指定する)。
緊急連絡先がない場合でも『なし』や『特になし』とは記入しないという事です。


ジョブ吉のブラック企業体験談


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