

転職欄が埋まっていなくても気にしない
「履歴書はできるだけ文字で埋まっている方が良い印象を与えるのでは…」
履歴書を仕上げた後に、「空白があるしもう少し書き込んだ方がいいのかな…」と迷った経験を多くの方がお持ちかと思います。
確かに、空白が多いと少し寂しい感じがして不安になってしまいますね。しかし、空白を埋める事が必ずしも正解とは限りません。
埋めた方がいい項目とそうでない項目とがあります。
まず、出来るだけ空白を埋めた方がいいのが『志望動機』などですね。「なぜ、うちの会社で働きたいか?」、相手が最も知りたい項目の1つとなるので短文にはせず熱意が伝わるようしっかり書き込む必要があります。
一方、無理して書き込む必要がないのが『資格欄』。誰しもが有効な資格を持っているわけではないので必ずしも埋まる項目ではありません。無理に書き込む事によって相手に悪い印象を与えてしまう恐れもあるので注意しなくてはなりません。
転職先と無関係の資格は書かない!
資格・免許は取得した順に記載していきます。ただし、全ての資格を書く必要はありません。
まずは、メモ帳などに持っている全ての資格を書き出しましょう。そして、“どの資格が応募しようとしている企業に合っているか”という事を考え、選び抜いた資格のみを記載しましょう。
理由としては、職務と関係のない資格を書いても一切アピール力を発揮しないからです。
履歴書は『見やすく書くのが重要』という事を以前の記事に書きましたが、職務に関係のない資格が書かれた履歴書は、相手側にとって見づらい履歴書となってしまいます。
「この資格うちと関係あるのかな?」とわざわざ調べてくれる可能性もありますが、調べた末に全く関係なかったらどう受け取られるでしょうか?間違いなく+に働く事はないでしょう。
レベルの低い資格も書かない!
資格欄が寂しい時にやってしまいがちなのが、アピール力のないレベルの低い資格まで書いてしまうという事。
中学生や高校生が少し授業で習っただけで取得できるような資格は転職時のアピールポイントとはなりません。
これは転職先に関係のある資格でも該当します。簡単に取れてしまう資格を沢山並べても効力を発揮する事はなく、むしろ、低いレベルの資格で満足して向上心を持っていないのでは?といったネガティブな捉えられ方もされかねないでしょう。
また、学生時代など古くに取得して、その時の内容を覚えていないような資格も有効ではありません。深く追求された時に何も答えられないと逆効果となってしまいます。
取得時期が古くても、その後も使い続けている資格などは生きた資格として有効です。
難易度の高い資格は記載してもOK
履歴書の資格欄には職務に関係のない内容は書かないのが鉄則となっていますが、難易度の高い資格に関しては例外で記載してもアピールポイントとなる場合があります。
具体的には、
- 努力を持続できる人
- 向上心がある人
- 頭のいい人
- 目標を達成できる人
といったプラスの見方がされる可能性があるからです。
どの程度の資格から記載していいかは難しい部分がありますが、努力して取得したと胸を張れる資格であれば自信をもって記載しましょう。
そういった資格であれば、もし、面接等で尋ねられたとしても自信を持って答えられるはずです。
ジャンルに一貫性を持たせる
難しい資格であれば職務に関係なくても書く価値がありますが、それでも多種多様に様々な資格を記載するのはNGです。
例え難しい資格でも、相手に「結局何がやりたい人なんだろう?」という感情を与えてしまう恐れがあります。
世の中には、その資格を必要としていないけど取得をするという『資格マニア』のような存在がいます。もちろん、難易度の高い資格を習得できるのは立派な話。資格を多く取得する事自体は否定しません。
しかし、履歴書を確認する相手に『資格マニア』だと思われたらどうでしょうか?果たしてうちの会社に入って業務に集中してくれるのか?など、さまざまな疑問を抱いてしまうでしょう。
資格欄の書き方まとめ
- 業務に関係のない資格は書かない
- レベルの低い資格は書かない
- 難易度の高い資格の場合は他業種でも書いてOK
- ただし、ジャンルに一貫性を持たせる
これらが資格欄を書く際に重要なポイントとなります。
もし、書く事がない場合は、無理して書く必要はありません。下手な事を書くより空欄の方がいいでしょう。
それでも空欄が多いと不安に感じる部分がありますね。そういった場合は、『志望動機』の欄などに熱意が伝わるような熱い文章を書きましょう。その方が100倍有効となるでしょう。


ジョブ吉のブラック企業体験談


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