「間違って上座に座ってしまった!!」
面接は独特な空気で緊張もしますし普段通りとはいきません。時には、初っ端の座る位置で間違ってしまう事もあるでしょう。
もし、間違えて上座に座ってしまったら、どの程度失礼なのか?
不採用となるほど、致命的な事なのか?
今回は、上座に座ってしまった場合について解説します。
そもそも、上座下座とは?


まず、こちらの図から確認してみましょう。この図では、1が最も上座の位置となり、4が最も下座です。
基本的なルールとしては、入り口に最も近い位置が下座という事になり、入り口から離れた位置が上座となっています。
これらに関してはほとんどの人がご存知かもしれませんね。
ですが、こちらのケースはどうでしょうか?

1と2の席はソファーで3と4に関しては椅子となっています。
この場合は、入り口以上に強い条件として、ソファー席が上座になります。
ソファー席が上座で、尚且つ、入り口から離れた1の位置が最も上座という事になるのです。
「間違って上座に座ってしまったー!」という人は、配置を思い返してみて下さい。もしかしたら、下座だと思っていた席がソファー席だったなんて事もあるかもしれません。
上座に座るのは致命的?
上座に座っている事にあとあと気がついた場合、「失礼な事をしているし不採用になるのでは…」といった不安がよぎるかと思います。
これに関しては、面接官によって捉え方が異なってくるので、一概には言えません。
「なぜ、上座に座っているんだろう…」と考える面接官もいれば、全く気にも留めない面接官もいます。
ですが、それ以上に重要なのは面接の内容だという事を忘れないようにしなくてはなりません。
面接は何をする場か?それは、座る位置がどうこうではなく、その会社にとって必要な人物かどうかを見極める場です。上座に座ったのは、『その程度の事』と捉えて下さい。
それに、既にやってしまった事をいろいろ考えても仕方ありません。
切り替えて、面接を乗り切るようにしなくては、結果として、上座に座ってしまった程度のミスで全てをダメにしてしまうかもしれないのです。
間違えに気が付いた地点で伝えるべき?
面接が始まってから、自分が上座にいる事に気が付いてしまったら、それを伝えるべきか?
気がついた地点で言いたくなってしまいますが、これに関してはわざわざ伝える必要もないでしょう。
面接の最中に「今気がついたのですが、上座に座っていました。申し訳ありません…」といった事を言われても、面接官もその事に気がついていないかもしれませんし、わざわざ謝られてもという感じでしょう。
それよりも、面接という短い貴重な時間を自分のアピールに使うべきです。
上座に案内されたら
企業によっては、面接を受けに来る人でも『お客様』という考え方で、上座に案内する事があります。
そのような場合、「上座に座っていいのだろうか…」という戸惑いがあるかもしれませんが、指定された場合は、その席に座っても問題ありません。
下手に、気を使って下座に座っても、相手側にさらに気を使わせてしまうだけです。案内された場合は、素直に指定された席に座るようにしましょう。
事務員に案内された場合は?
上座に案内したのが、事務の人で、実際に面接をする人は別の人、というケースも少なくありません。
こういった場合も、戸惑ってしまいますが…、
基本的に案内された席に座るようにして下さい。
これまでの応募者も上座に案内していたという事だと思いますし、面接担当者が事務の人に指示をしてその席を指定しているかもしれません。
わざわざ、機転を利かせて下座に移動する必要はないでしょう。
・・・
最後にもう一度強調しますが、面接で大切なのは、その企業にとって必要な人材という事をアピールする事です。
面接官によっては、上座に座った事を快く思わないかもしれませんが、面接の内容が良ければ挽回はいくらでも可能です。
もし、それでも、不採用になったのなら、上座に座った事が原因と考えず、面接の内容について反省点を見つけるようにしましょう。
上座下座に関しては、1回ミスをすれば、二度とする事はないはずですので、さほど気にする必要もないでしょう。
上座下座についてもっと詳しく⇒【転職の面接】上座と下座。座る位置のルールについて
ジョブ吉のブラック企業体験談


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