多くの面接では、面接終盤に「何か質問はありますか?」といった求職者側から質問をする時間が設けられます。
面接官の表向きの意図としては、
- 話しを聞いた中で何か疑問点はないか
- 給料面や休日面などで知りたい事はないか
といった求職者側が疑問に思っている部分に答えるために尋ねます。20分ほどの面接時間の中で完璧に把握するのは難しい部分がありますので、素直に思っている疑問を確認したいところですが…
しかし、求職者側としては、何か試されているような気持ちになりますよね…。
- この人はどういった考えを持っているのか
- どういった質問をしてくるのか
などなど。試すために質問をされている気分になりますね…。
質問に詰まるのはNG!
結論としては、やはり、受け答え次第で評価に影響を与えます。まぁ、逆質問を含めて面接なので当然の事です。
なんでも質問していいなんて事はありませんし、質問がないなんていうのも以ての外。
また、「質問、そうですね…」と詰まってしまうのもあまりいい心象を与えません。
「仕事面や福利厚生など疑問に思っていた部分は全てご説明頂きましたので、質問は特にありません」といった受け答えなら、質問をしなくても、爽やかに返せているので問題ないように感じますが、それでも、やはり、質問がないというのは人事担当者によってはマイナス評価としてしまいます。
面接官は、純粋に疑問に答える意図でも逆質問の時間を設けますが、その反面、その会社への入社熱意や興味、仕事に関する感覚を確認しようとしているのです。
企業研究をしっかり行えば事前に疑問が浮かぶはず
では、どういった質問が適切なのか?
多くの人は、給料面や福利厚生、年間休日などについてより詳しく聞きたい!といった気持ちをもっているかもしれませんが、こういった疑問を掘り下げて聞くのは、やはり良い印象とはなりません。
おそらく、面接の途中段階でこういった部分の説明がありますので、疑問があるとすれば、最後に聞くのではなく説明を受けている時にするのが無難でしょう。とはいっても、あまり、深く聞き過ぎないように一言で核心をついた事が聞けるようにして下さい。
逆質問で聞く内容は、企業研究の段階で浮かんだ疑問や、面接でのやり取りで掘り下げたいと思った業務内容に関する事が無難です。
- 仕事についてより詳しく聞きたい
- 企業の事をもっと知りたい
- 事前にしっかり調べてきた
といった部分をアピールできれば、まさに、働く意欲や仕事に対する熱意を感じ取ってもらえます。
逆質問のタイミングは基本的に面接の最後となるので、意外に重要!
面接で印象に残るのは、
- 面接で最も盛り上がった場面
- 面接の最後
とされており、逆質問の評価は想像以上に大きいのです。
返しをしっかりする
意外にやってしまいがちな事で、逆質問しておいて、その答えに対するリアクションが少ないというものがあります。
逆質問した事に対して、「これこれこうだから、こういう事だよ」と説明してくれたのに、
- そうなんですね
- なるほど
- そうですか
といった素っ気ない返答をしてしまうと、面接官に「興味なかったのかい!」といった感情を抱かせてしまいます。
上辺だけで質問したのがバレバレです!
面接は、上手くコミュニケーションを取る事が重要です。
逆質問した事に対して返答をもらった場合は、さらに掘り下げたり、自分なりの意見を言うなど『コミュニケーション』をとる事を心がけましょう。
もし、掘り下げる要素がない場合は、
「疑問に思っていた点が理解できたので安心しました。入社後のイメージも湧いてきました」
といった素っ気なさを感じさせない受け答えをするようにして下さい。
質問は複数用意!
最後の質問で、「この事について聞こう!」と考えていたものの、その質問内容が面接の途中段階で解決してしまった!面接ではこういった場面が多々有ります。
このような事態を防ぐには、質問を複数用意しておくしかありません。
できれば、10個ほど。少なくとも5個は質問を用意しておきたいところです。
そして、面接中に解決しなかったことで、優先順位の高い2つほどを質問するようにしましょう。
次のページ⇒「何か質問はありますか?」好ましい質問内容の例文
ジョブ吉のブラック企業体験談


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