求人で内定をもらえるのは10%ほどと狭き門。
まぁ、100%内定をもらえるような都合のいい話があるはずもないので仕方のない事なのですが、この内定率で考えると、時には数十回不採用を繰り返してしまう事も考えられます。
これらは、転職エージェント、直接応募、ハローワークなど、どの方法で応募しても同じ事です。
絶望的な気持ちにならずに市場価値を見極める
連続して不採用という現実を突きつけられると、絶望的な気持ちになってしまいますね…、転職活動を諦めたくもなってきます。
ですが、不採用を繰り返すのは、『自分の市場価値を見極める作業』だと考えて現実を受け入れていくしかありません。
もし、大手企業の好条件求人ばかりに応募して、書類選考の段階を通過できないようであれば、言い方がキツイかもしれませんが、ご自身の市場価値を高く見積もり過ぎているという事が言えます。
「このレベルでないと転職したくない」という志を持ってのことかもしれませんが、カスリもしないレベルの求人はいくら繰り返しても内定をもらう事はできません。
特に、大手企業の好条件求人は、倍率が100倍にも1,000倍にもなりますので、その中で選ばれるのはほんの一握りの特別な経歴をもった人に限られます。
正直な話、それに似合う経歴でない人は落ちて当たり前の世界なのです。一生懸命作成した応募書類も5秒も読まれず選考外になっているかもしれません。
もし、カスリもしないのであれば、自分には適していないと考え、少しレベルを下げた求人にも応募してみて下さい。。
それを繰り返す事によって、
「このレベルの求人は書類選考で通る」
「このレベルなら内定までいける」
といった一定のラインが見えてくるはずです。
ここで言うラインとは、求人概要や年間休日、給料などを総合的に考えた人気度。魅力的な求人は必然的に倍率が高くなるので、どの程度の魅力の求人なら採用してもらえるのか、という事を見極めるのです。
もちろん、キャリアアップを目指して転職をするわけですから、見極めたラインの中で、最も条件のいい企業を選択するようにしてみましょう。
それが、最善の転職先となるはずです。
最短で市場価値を見極めるには
転職活動は誰しも向上心をもって始めると思いますので、最初は、自分では難しそうな求人に応募してしまいがちです。
ですが、好条件の求人から転職活動を始めてしまうと、上記のように徐々にレベルを落とす事になりますので、数多くの応募をこなす必要があり、体力も精神力も消耗してしまいます。
そこで、おすすめなのが、好条件の求人に応募しつつ、少しレベルを下げた求人にも応募をしていくという方法。
仮に、5社に応募するとしたら、受かれば超ラッキーぐらいの好条件に2社、少しレベルを下げた求人に2社、さらに少しレベルを下げた求人に1社、といった形で、好条件ばかりを狙うのではなく、分散して応募してみて下さい。
もちろん、最初から大きく妥協する必要はありません。許容範囲の求人で優越を考え応募するのです。
そうすることによって、ご自身の市場価値が早い段階で見えてくるはずです。
不採用にも価値がある!
不採用になると、
「無駄な時間を過ごした…」
という感覚になりますが、実際には有効な時間を過ごせています。
スポーツでもそうですが、初めから上手い人はそうそういません。経験を積む事によって徐々に上達するものなのです。
変な話、転職活動に慣れる必要があるという事です。
「あ、この質問、以前もされた事があるな…。あの時はこう答えて失敗したから今回は……」
誰でも、失敗を繰り返すと成長していきます。
転職活動初期は、面接の練習台、成長への糧、企業を利用してやる!ぐらいの感覚でもOK。今後、何十年という時間を新しい転職先で過ごすかもしれないので、強気に遠慮無く利用していきましょう。
ジョブ吉のブラック企業体験談


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最終的に転職エージェントのプッシュで内定が決まる事もありますので、是非とも登録して求人を確認してみましょう。