


履歴書や職務経歴書はどの項目も正式な表記で書かなくてはなりません。
今回は、正式に書いているつもりでも正式に書けていない具体例を挙げ正しい書き方について解説します。
これまでしっかりと書けていると考えていた部分が間違っているかもしれませんので改めて確認をしておきましょう。
番地の表記を正式に
普段、郵便物を出す際に『〇〇区〇〇1−2−3』といった形で書く事が多いかと思いますが、履歴書では都道府県から書き出すのはもちろんのこと、番地に関しても『1丁目2番3号』と正式な表記で書かなくてはなりません。
数字は漢数字(一二三)ではなく英数字(123)で構いません。また、数字部分にフリガナは必要ありません。
マンション名などもきちんと正式名で書きましょう。
「長くなるとみっともない」「二行にしたくない」といった意見もあるかもしれませんが、正式な住所が長いのであれば長くても仕方がないですし、窮屈になるようでしたら二行にしても問題ありません。
優先するのは正式な表記にすることです。
市外局番から書く
「同じ市内だから市外局番は必要ない」といった判断で、市外局番を書かずに電話番号を記入するケースがありますが、これもNGです。
携帯からの連絡も想定して市外局番からしっかり書きましょう。
名前は戸籍上のものを
意外にやってしまいがちなのが、名前のミスです。
戸籍では旧字体だけど、普段は新字体で名前を書いているという人も少なくないかと思います。しかし、履歴書では戸籍上の正式なものを使わなくてはならないので使い慣れている新字体ではなく旧字体を書くようにしましょう。
また、平仮名が名前に入っている場合でも、その字を含めてフルネームのフリガナをフリガナ欄に記入します。
フリガナの記入
フリガナにはカタカナの『フリガナ』と、平仮名の『ふりがな』の2種類があります。
カタカナで『フリガナ』の場合はカタカナで記入するようにして、平仮名で『ふりがな』の場合は平仮名で記入するようにしましょう。
会社名の表記
株式会社を(株)、有限会社を(有)といった形で略すのは禁物です。職歴欄など株式会社という言葉を連続して使う場面でも必ず『株式会社』と正式な表記で書きましょう。
会社名に関しても必ず正式名を使います。例えば、日立の場合だと『株式会社日立』でもなく『株式会社HITACHI』でもなく、『株式会社日立製作所』が正式名となります。
また、会社名が変更されている場合は『株式会社〇〇(現・株式会社〇〇)』といった形で所属していた当時の名前を前に書き、カッコで現在の会社名を書きます。
学校名の表記
学校名も正式名称を書かなくてはなりません。
『〇〇高校』だけでなく『〇〇都立〇〇高等学校〇〇科』といった形です。正式名に自信がない場合はネットで検索して調べてみましょう。
また、高校の合併などが増えているので現在は学校名が異なるという例も少なくないかと思います。その場合は、学校名の後に『(現・〇〇高等学校)』と書き足しましょう。書き足す部分には都立といった表記は必要ありません(その部分を含め変わった場合は書きます)。
もし、新しい学校名が浸透していたとしても、あくまでも卒業したのは過去の名前の学校です。新しい学校名だけでは学歴詐称とも受け取られますのでご注意を。
また、在学中に変わった場合は、入学・卒業の間に1行足して、『◯月◯日 〇〇高等学校に校名変更』と記入しましょう。そして卒業時には新しい学校名だけで構いません。
資格名も正式を
よく有りがちなのが、運転免許を普通運転免許と記載してしまうミスです。伝わるのですが正式ではありません。
正式には『普通自動車運転免許』もしくは『普通自動車第一種運転免許』となります。もし、オートマ限定であれば最後に『(AT限定)』と付け加えればOKです。
それ以外にも、
英検⇒実用英語技能検定
宅建⇒宅地建物取引士
FP⇒○級ファイナンシャル・プランニング技能士
全ての資格において正式名称を書くようにして、等級がある場合は取得した等級も書きましょう。
日付は郵送日もしくは持参する日
履歴書には日付記入欄がありますが、郵送する場合は郵送日、持参する場合は持参する当日に合わせます。
履歴書を書いた日付ではなく、応募者の手元から離れる日付を書くという事です。
最後に
細かな部分かもしれませんが、見落としている項目や間違って記入している項目が見つかったという人もいるのではないでしょうか?
せっかく応募するのであれば、変な部分でマイナス評価を受けるのは避けたいところですね。
しっかりと確認作業を行いましょう。


ジョブ吉のブラック企業体験談


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