求人に直接応募をすると、ウェブサイトでの情報や面接での雰囲気などは感じられますが、内部事情や会社内の雰囲気を把握する事はできません。
一方、転職エージェントを通すと、エージェントと企業が密接に繋がっており情報共有をしているので、ウェブサイトといった表面上の情報だけでなく内部の深い部分まで知る事ができます。
ウェブサイトや求人概要では理想と思っていた企業でも、いざ入ってみると想像と全く違っていたという事は少なくありません。個人で調べられる情報はしれているのです。
そういったミスマッチは再び転職する事にも繋がり、ご自身の経歴を汚す事に繋がってしまいますね。
納得できない環境で仕事を続けていくのは辛いものがありますし、短期間での転職活動は、企業に警戒されてしまいます。
人事担当者との情報共有を密に行っている
転職は、転職希望者にとって人生を大きく左右する節目となることです。
そのため、転職希望者は事細かに転職エージェントに応募先企業の情報を聞こうとします。
直接応募の場合は心証を悪くしてしまう恐れがあるので細かく聞けませんが、転職エージェントにはしつこいぐらい聞くのがごく普通の事となっているのです。
そして、転職エージェントもそれらの質問に答えられるように準備しておかなくてはなりません。
- 求めている人物像
- どういった業務が人材不足か
- どういったスキルが求められるのか
- 採用に至った背景
- 詳細な業務内容
など。
転職エージェントは、さまざまな情報を持っていないと転職希望者から信用されなくなり適切な仲介ができませんし、転職希望者と企業を仲介する役割を果たすため人事担当者と蜜に連絡を取り合い常に最新の情報を持っていなくてはなりません。
転職後のサポート
転職エージェントによっては、転職が決まり働き始めた後も転職者のサポートを続けます。
転職者の声は実際に働いている内部の人間の声という事になりますから、これもまた貴重な情報です。
時には、「人望の厚い上司のもとに配属されるし働きやすい」と人事担当者が転職エージェントに説明していたのに、実情はワンマンで高圧的な上司が待ち受けている事もあります。
人事担当者が本当に把握していない可能性もありますし、表面的な話しか転職エージェントに伝えていないケースも考えられます。
いずれにしても、諸先輩方がこれまでに転職をしており、その配属先の情報が得られるのは重要な役割を果たしますね。
これも、直接応募ではまず得る事ができない転職エージェントならではの情報と言えます。
こういった事を積み重ねる事によって転職エージェントの持っている情報は濃密で重要性の高いものとなっていくのです。
どういった人が採用されるか把握している
転職エージェントが転職希望者に適した求人を紹介し、書類選考、面接に進むわけですが、当然の事ながら採用される人もいれば不採用となる人もいます。
つまり、どういった人が採用されるかの傾向を把握しており、それをもとに的確なアドバイスをする事ができるのです。
転職希望者は、それに合わせた準備を進める事が可能となりますね。
直接応募と転職エージェントどちらが有利か?という記事でも紹介しましたが、情報量は圧倒的に転職エージェントの方が上で自信がない人ほど転職エージェントを通した方が有利となります。
家庭教師がマンツーマンで教えてくれるか独学で勉強するか、勉強に例えるとこれぐらい大きな違いがあるといってもいいでしょう。
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以上のことから、転職エージェントから得られる情報は中身の濃い企業の内部情報という事がいえます。
実際に転職エージェントを通すかどうかは別として、まずは登録して相談だけでもしてみましょう。
ジョブ吉のブラック企業体験談


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最終的に転職エージェントのプッシュで内定が決まる事もありますので、是非とも登録して求人を確認してみましょう。