自信がないけど、取り敢えず書類を応募しておこう…。
新卒採用でもそうですが、中途採用でも、ハードルの高い求人と比較的採用されやすそうな求人とで分けられますね。
異業種に応募するといった別の理由がある場合は例外ですが、基本的にハードルの高い求人の方が魅力的な企業で魅力的な求人内容ということになります。
当然の事ながら、ハードルの高い求人で採用されたいというのが転職希望者の願望ですよね。
- 給料面
- 勤務時間
- 勤務内容
- 企業のネームバリュー
などなど、さまざまなメリットがあるかと思います。
そして、自信を持てない経歴の場合でも、こういった企業に「せっかく転職活動するなら一か八か書類を出してみよう」といった形で応募する人が多いのですが、時には書類選考に通るケースもあります。
しかし、このままでは「なぜ、面接に進めたのだろう…」と自信のないまま面接に挑むことになってしまいますね。
自分の強みは何なのか、どういった部分に魅力を感じて会ってもらう機会が作られたのか、それをしっかり把握しなくてはその先に進むのは難しいでしょう。
なぜ、書類に通ったのか自分の魅力を探す
まず、やるべき事は、手元にコピーが残っているであろう応募書類の再確認です。
そして、求人概要やウェブサイトの情報を改めて確認し、どういった人物を欲しがっていて、どういった部分に魅力を感じて面接の機会を得られたのか確認していきましょう。
例えば、中小企業から、大企業に転職するのは大きなハードルがあります。まさに、「厳しいだろうけど、書類の応募はしておくか…」といった状況ですね。新卒時でもそうですが、大企業は人気の就職先で、高倍率、そして高学歴でないと採用されることはなかなかありません。
では、中途採用で、中小企業から大企業に応募して、面接まで進めた場合はどういった部分がアピールに繋がったのでしょうか。
ポイントは、大企業(応募先の企業)では育たない能力を持っているかどうか、
【さまざまな作業を担当してきた】
大企業では、マーケティングだけでも、市場調査・管理・輸送・宣伝などさまざまな部署が作られ細分化されていますが、中小企業ではこれらを一人でこなす事も珍しくありません。
大企業では、全体の流れを把握しながら仕事を進める応力が身につかない事も多いのです。
【資源が少なくても工夫できる】
大手企業では、開発費、販促宣伝費が潤沢である事が多いのですが、中小企業は限られた予算の中で利益を上げる仕組みを作らなくてはなりません。
部門も細分化されていませんし、必然的に、個の発想力や行動力で勝負することになるのです。
【マネジメント能力が身につく】
大企業は、先ほど触れたように優秀な人材を新卒時に集めています。そのため、言われた事を理解する能力も高く、与えられた仕事以上の事をこなせる社員も沢山いるでしょう。
一方、中小企業はそこまで教養のない社員やモチベーションの低い社員もいるでしょう。こういった中で、養われる管理能力は他社でも十分通用するものとなります。
また、若いうちから管理職になれるというのも中小企業のメリットですね。
・・・
このように、中小企業で働いた人にもさまざまな魅力があります。気付かないうちに大企業にとって魅力的な能力が育っているのです。
魅力のない人には会わない
書類選考に通ったという事は、面接の機会を得て実際に会ってアピールができるという事です。
魅力のない書類はまともに読まれる事もなく5秒でボツと判断されるとされており、沢山の応募書類を確認するのは大変な作業ですが、それでも一つ一つの書類にかける手間は大したことありません。
一方、面接では、互いのスケジュールを調節し日時を決め、30分〜1時間の時間を使って話しをするわけですから書類選考に比べてかかる手間は何倍にも大きなものとなります。
ましてや、高倍率の人気求人には沢山の応募書類が届くわけですから、魅力ある書類の中でも、優・良・可といった分け方がされ、その中でも『優』の書類の人しか面接に進めないというほど激戦になります。
こういった中で面接の機会を得られたわけですから、本人に魅力が分からなくても企業にとっては『魅力的な応募』という状況は間違いありません。
自信を持って面接に挑む!
大切なのは、「なぜ、書類選考に通ったのか分からない」という状況を変える事。応募書類などを振り返り面接に進めた理由を探るのです。
「もしかして、ここに魅力を感じたのでは?」という項目が見つかれば、その部分を掘り下げて考えて下さい。高望みで応募した企業では、周りの応募者に全体の経歴で勝負するのは難しい部分があります。「会って確認してみたい」とまで思わせた、あなたの魅力を掘り下げてアピールするのが最も有効な方法となるのです。
自信のなさは面接官に必ず伝わります。自信のないまま挑んだら、せっかく得た機会も台無しにしてしまうでしょう。
あなたの魅力を自分で把握して、自信を持ってアピールできるように事前準備を進めましょう。


ジョブ吉のブラック企業体験談


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