新卒で働いていた企業を精神的に病んで辞めてしまったジョブ吉ですが、お金には余裕がなく、生活費を考え離職1ヶ月後には就職活動を始めました。
病んでしまった理由は、パソコンにひたすら入力する作業だったので、人と接する機会が少なく、どんどん殻に閉じこもってしまったのが原因だと考えていたので、次は、人と接する機会の多い、小売業や営業職を目指しました。
そこで、見つけた企業が、ウォーターサーバーを販売する企業です。
- 将来的な出世も見込める
- お客さんと接する機会も多い
- 営業手当もつく
などなど、当時のジョブ吉にはとても魅力的なものに感じました。
応募すると、数日後には面接の連絡がきて、その後も淡々と進み、応募してから3週間後には働き出す事が決まりました。

意気込みをもって働き始めましたが、すぐにこの企業の現状を知る事になります。
入社1年目が多い
入社してまず気になったのが、全社員に対して、入社1年目の人が多いという事。
全社員で30人ほどの小さな企業だったのですが、その内の半数近くが、入社1年目以内、更には、入社3年以内で考えると、25人近くにのぼりました。
勢いのある景気のいい企業なら人員を急激に増やす必要があるのでこういった構図も考えられますが、この企業の場合は、離職者が多い故にこういった構図になっていたのです。
それでも、一度新卒の就職で失敗しているジョブ吉には強い決心がありました。

給料が10万円
最初の3ヶ月は研修期間という事で、給料が手取りで10万円ほどでした。残業もありましたし、土日休みではなかったので、月の休日も5日ほど。
毎日の残業時間は前職ほどではありませんでしたが、トータルの勤務時間は確実に増えていました。
こういった企業では最低賃金なんて概念は関係ありませんね…。時給計算は怖くてできなかった記憶があります。
とはいっても、給料の低さは聞いていましたし、営業職だったので自分のがんばり次第だと考え、死にものぐるいで頑張ればなんとかなると考えていたのです。
研修終了後は給料9万円
しかし、さらに驚くべきは、研修終了後の手取り額が下がった事です。なんと、9万円…。ついに、一桁に突入!
最大の理由は、ウォーターサーバーの契約を決められなかったから。
研修終了後の1ヶ月は契約を1件も決められませんでした…、まぁ、利益をもたらさない社員は負債でしかありませんよね。9万円でも給料泥棒ってもんです。
しかし、ウォーターサーバーの契約はそうそう取れるものではありません。毎日営業に回ったり、展示販売をしたりと翻弄される毎日でしたが、それでも月に数軒ほどでした。
しかし、この営業成績はけして悪いものではありません。入社1年目のほぼ同期と比べても比較的いい方でした。しかし、それでも、月の手取りは13万円ほどに増えただけ。
残業時間は増え続ける
契約が決まるとその分仕事量も増えました。
研修時は、2〜3時間ほどだった残業時間が平均して4時間ほどになっていたかと思います。
もちろん、残業代なんて出ません!
それに、仕事がなくても残らないといけない独特な空気も流れていました。
ふとした時に隣のデスクの画面を覗いた事があるのですが、Yahoo!ニュースを見ていました…。
これは日本企業の悪しき風習ですよね。やることがないのに残らなきゃいけない空気って協調性を大切にする日本人ならではでしょうか?
しかし、営業職で残業代が出ないのはよくある話ですし、給料に関しても、営業成績次第なので、基本給が低かろうと自分次第です。
しかし、この企業には更なる問題がありました。それは、怖いワンマン社長の存在です。
⇒【3話目】ワンマン社長が社員を追い込む!1年で12人が離職
ジョブ吉のブラック企業体験談


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