

話し方で不採用になる
面接では話し方によって面接担当者の心証を悪くしてしまうケースが多々あります。
話している内容がしっかりしていても話し方が悪いと良い受け取られ方をされないという事も少なくありません。
過去に面接を担当していましたが、「なんでこんな話し方なのだろう…」「基本マナーがなってないな…」といった形で話している内容がまともに入ってこなかったという経験もあります。
おそらく、そういった話し方をしている人でも企業研究をして“本気でこの会社で働きたい”という意思は持っていたはずです。
それが話し方一つで全く面接担当者に伝わっていなかったわけですから、これまでの手間暇が水の泡。あまりにも勿体ない話ですね。
どのような話し方がマイナス評価となるのか、私だけの経験談ではなく、複数人の面接担当者に意見を聞いてきましたので紹介します。
面接でマイナス評価される話し方
度を越した敬語
敬語は大切ですが、かしこまり過ぎていないでしょうか?
「〇〇致したいと考えております」「〇〇でございます」一見礼儀正しい言葉を使っているように感じるかもしれませんが、これらの言葉を連続で使い話していると、次第に聞き手側は違和感を感じてしまいます。
場合によっては、媚びているような印象を受けてしまうかもしれませんし、内容に集中がいかず過度の敬語の部分ばかりが気になってしまうかもしれません。
これらの違和感は、コミュニケーション能力を懐疑的に見られてしまうという事に繋がります。
謙譲語や尊敬語はほどほどに、違和感を与えない範囲の敬語を使うようにしましょう。
話が長い
結婚式のスピーチで長々と喋る人がいてうんざりした、という経験や、学生の時に校長先生の話が長くしんどかった、という経験をお持ちではないでしょうか?
聞き手側が最も集中して話しを聞けるのは最初の30秒とも言われており、長々と話すのは良い心証を与えません。
かといって30秒以内に話し終えるのがベストではありませんが、要点をまとめて簡潔に一つの質問につき数分程度で回答できると「長い」という印象を与えず、尚且つ、「短い」という印象にもならないでしょう。もちろん、無理して数分にする必要はありませんので話す事があればですが。
また、どの程度まで話しを聞いてくれるのかは面接担当者によっても異なってきますので、相手の表情を確認しながら話す量を調節していくのも大切です。
馴れ馴れしい口調
転職の場合は、面接担当者が同世代だったり、時には明らか年下というケースも少なくありません。
そういった場面で和やかに面接が進むとついつい馴れ馴れしい口調になってしまう事があります。「面接担当者と仲良くなれた」という手応えを掴んでいるのかもしれませんが、最低限のマナーは守らなくてはなりません。
面接の段階で既に馴れ馴れしい人と一緒に仕事がしたいと思うでしょうか?
酷い例では、『タメ口』を経験した面接担当者もいました。これはもう論外ですね。ビジネスの基本マナーがなっていません。
ムキになって反論をする
こちらは、意外に少なくないケースです。
面接担当者は、どういった反応をするかを試すために、あえて意地悪な質問や言い方をしてきたり、欠点を指摘してくる事も少なくありません。
そういった時に、ついついムキになってしまったり、挽回しようと意地になって話してしまったりするのはNG。
まずは、冷静に一呼吸置きましょう。
意地悪な質問をされた時は、質問の意図を考え、受け流すように冷静に対処。欠点を指摘された時は、肯定しつつそれをカバーする努力ができる事をアピールできれば高い評価を受けられます。
話を最後まで聞かない
面接担当者の話を遮ってしまうのはNG。
「当たり前じゃん」と、思われるかもしれませんが、意外にこのNG行為をしてしまう人が多いそうです。
おそらく、普段から友人との会話などで無意識のうちに遮る行為をしていて、それが面接の中でも自然に出てしまうのでしょう。ほんの僅かにカブるのもNGです。相手の話の終わりかけで話し始めてしまうクセが無いでしょうか?
話しが終わっていない状態で会話をカブされた面接担当者には「話しを遮られた」という印象が残ってしまいます。当然の事ながら良い印象とはなりません。
面接は一呼吸置き冷静に
どのNG行為にも共通している事は、冷静な状態で判断をすれば『印象の悪い話し方』になるのは分かるという事です。
面接は、緊張などから普段通りにはいかない場ではありますが、席に着いた瞬間に一呼吸置いてみましょう。自分の間を作ると少なからず落ち着けるはずです。
そして、今回読んだ項目は、面接中につい出てしまったとしても、そこで「NG行為だった」という事が頭に浮かぶはずです。ですので、これらを繰り返してしまう事はおそらくないでしょう。そのため、そこまで意識し過ぎる必要もないという事です。
あまり意識しすぎても萎縮してしまい本来の自分が出せなくなってしまいます。あくまでも自然体を保ちつつ面接に挑むようにしましょう。


ジョブ吉のブラック企業体験談


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