数十年前に比べて景気が悪くなり会社の経費で宴会を開く事は少なくなったかもしれませんが、それでも、お酒好きの上司がいたり、体育会系のノリであったりと、飲み会に何かと誘われる環境で悩んでいるという人も多いかと思います。
ここで気になるのが、
「飲み会などの付き合いがいい方が出世できるのでは?」
という事ですね。
上司からの評価が気になりほとんど毎日のペースで飲み会に付き合わされているという人も少なくないようです…。
- お酒の飲めない人
- 付き合いの苦手な人
- プライベートの時間を確保したい人
こういった方々にとってはとても厄介な問題となりますね。
また、新卒で入社数年以内といった人には断りづらく、気を使う時間を過ごす事になるでしょう。
しかし、先に結論からいいますと、多くの場合、飲み会に参加するかしないかは出世に大きな影響を与えません。
というのも、
- 仕事ができるけど付き合いが悪い
- 仕事はできないけど付き合いがいい
それぞれ、次の出世候補にこのような違いがあった場合は、比べるまでもなく『仕事のできる人』を優先して出世させるはずです。
「仕事はできないけど付き合いがいいからこちらを出世させよう」なんて考える上司はまずいないでしょう。
とはいっても、付き合いの良さと出世が全く別物ではないのも現状…。
では、飲み会の出席の有無で出世への評価が変わる企業とはどういったものなのか?それらの会社の特徴を確認してみましょう。
飲み会が評価の対象になりやすい企業や職種
差がつきにくい仕事は要注意
仕事によって、目に見える差がつく仕事と、差がつかない仕事とがありますね。
分かりやすいところでは、営業職などは、売上が数字となって表れるので、その営業成績をもとに出世への評価も大きく変わってきます。
そのため、飲み会への参加の有無は大きな評価とはなりません。
もし、上司に気に入られていても成績で勝る人を差し置いて出世させていては会社側からその上司への不信感がつのってしまいます。
一方、事務関連の仕事など分かりやすい差がつかない仕事に関してはいかがでしょうか?
同じ内容の仕事を任せた時に、「こちらは1時間かかったけど、もう一人は50分で終わった」なんて事はいちいち把握しないでしょう。
こういった仕事内容では仕事に加えコミュニケーション能力の有無が評価の対象となる事が少なくありません。
飲み会への参加の有無も、もちろん評価の対象となってくるでしょう。
体育会系の企業
体育会系の企業でも、「後輩は先輩の言うことを聞いて当たり前」という風習が染み付いているケースが多いので、
飲み会に参加するひと⇒評価が上がる
というよりは、
飲み会に参加しない人⇒評価が下がる
という事があり得ます。
学生時代からの名残や、企業の社風といった部分が影響していますが、色濃く残っている企業も多いことでしょう。
みなさんの会社はいかがでしょうか?
体育会系の頭の堅い上司がいるのであれば、偏った評価をされている可能性も考えられます。
定期的な参加は必要
極端な例では毎日のように飲み会に誘われるケースもあるようですが、全てに参加していては体力も持ちません。
ですが、上記の様な例もあるので参加する事の重要性も否定できません。
嫌という気持ちを押し殺し、時には、割り切って参加するようにしてみましょう。
もし、お酒を飲めないのであれば、「あまり飲めない」という曖昧な言い方はやめておき「全く飲めない」といってしまった方が後々楽かもしれません。
車で移動するのであれば、運転手を買って出るのも一つの手でしょう。
飲み会の注意点
せっかく参加するのであれば、できるだけ評価が上がるようにしたいところです。
そのためには以下の事を意識してみましょう。
イライラを態度に出さない
出たくもない飲み会では、普段気にならない些細な事でもイライラしてしまいがちですが、表に出してしまうのはNG。
- お酒で気が大きくなる上司
- 失礼な事を平気で言う上司
などなど、さまざまな事が起きるかと思いますが、グッと堪えて受け流すように心がけましょう。
多くの人と話す
せっかくコミュニケーションの場に参加しているわけですから、その機会をフルに活かすようにしましょう。
特に普段あまり繋がりをもてない人がいる場合は、積極的に話しかけ打ち解ける努力をしましょう。
人脈を築く事は出世するために重要です。
会社で過ごしやすくする為にも飲み会に参加!
上司が苦手…。
だから、飲み会にも参加したくない…。
といった形で距離をとってしまうとますます上司との関わりが薄れ苦手意識も増していくでしょう。
飲み会の場は、打ち解けるチャンスでもあります。普段、キチッとした上司でも、お酒を飲むとジョークを言ったり、おちゃらける事もあるはずです。
こういった関わりを持つと、仕事環境もよくなるのではないでしょうか?
全てに参加しなくとも、時には参加した方がご自身のためにもなるはずです。
ジョブ吉のブラック企業体験談


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