面接では面接だけでなく、その前後の振る舞いに関しても評価の一つとなる事が少なくありません。
その中でも、評価に直結する可能性が高いものとして『受付での振る舞い・対応』があります。
応募先の企業に赴くと必ず受付で到着した事を知らせて人事担当者と会う流れになりますね。受付は応募先企業の人と初めて接触する機会でもあるのです。
これって意外と重要なことですよね。人事担当者より先に会う訳ですから、大きく解釈すると、その企業にとって応募者の第一印象は受付の人が受ける印象とも言えるのです。
受付での振る舞いがどういった影響を与えるのか、そして、どういった振る舞いがマイナス評価に繋がるのか確認してみましょう。
受付での振る舞いを確認するケースも多い
「受付での振る舞いが実際に採用に影響を与える事はないでしょ?」
と、思っている人も少なくないかもしれませんが、受付での印象によって評価が下がり採用に至らないケースは実際にあります。
人事担当者に対しては、つまり面接という場面では、応募者が礼儀を正してイメージを良くするのは当然の事ですね。そこから「どういった人間なのか?」という事を見抜くのが人事担当者の役目でもあるのですが、時にはその人の人間性が見えてこない時もあります。
そういった時に、参考にしようとするのは、面接時以外の振る舞いです。つまり、社内でいうと、人事担当者以外で応募者に接触している『受付』という事になりますね。
人事担当者は判断材料の一つとして、受付での振る舞いを確認するケースがあるのです。
これは、けして珍しい事ではありません。
また、人事担当者の中には、人間性が見える見えないに関わらず、採用の基準の達している時は、必ず受付に応募者から受けた印象や振る舞いについて確認する人も居ます。
ここで注目したいのは、受付に確認するケースは採用の基準に達しているということです。不採用であれば確認するまでもなく不採用なわけですから確認する必要もありません。
そのため、受付の振る舞いで評価を下げてしまうのはすごく勿体ない事なのです。
受付での態度が悪ければ、その事がそのまま伝わります。応募者に遠慮をする事なく思った事を正直に話すはずです。
受付で注意したい事
では、具体的にどういった事を注意するべきか確認してみましょう。
服装や髪型の乱れは事前に整える
受付を済ました後、応募先企業のトイレで身だしなみを整えるのはNGです。
応募先の企業付近まできたら、コンビニ等のトイレの鏡を使って髪型や服装を最終チェックしておきましょう。
移動前に整えても乱れている可能性があります。
敬語を徹底する
受付の人が若い人である事も少なくありません。
ですが、
- タメ口混じり
- 馴れ馴れしい
といった印象を与えないよう徹底して敬語を使うようにしましょう。
コートを脱ぐ
コートを着たままはNGです。
会社内に入ってから脱ぐのも目に留まる可能性があるので、会社の敷地内に入る前にはコートを脱ぐようにしましょう。
傘をたたむ
雨が降っていて傘を使い移動した場合は、応募先企業の雨があたらない空間に入ったら水をしっかり払い傘をたたみましょう。
ここで言うたたむとは、バンドもしっかりした状態です。
折りたたみ傘だと、そのままカバンにしまえるので便利ですね。
アラーム等をoff
スマホや時計など音が出る恐れのあるものは会社内に入る前から、機能をoffにしておきましょう。
スマホに関しては、マナーモードでも面接という静かな場面では相手に振動音が伝わってしまう可能性があります。サイレントもしくは電源をoffにするのが無難でしょう。
受付で出す書類がある場合は、予め出しておく
面接によっては「受付で〇〇の書類を先に出して下さい」といった事を指定され、受付で書類を提出する場合があります。
その場合は、受付に挨拶を済ませてカバンから取り出すのではなく、事前にカバンから出して挨拶した方がスムーズな流れとなるでしょう。
・・・
どれも細かな事かもしれませんが、これらが積み重なると「要領の悪い人だな…」といったネガティブな印象に繋がっていきます。
一度、そういった印象を与えると、受付という短い時間では払拭する事も不可能ですね。一つ一つに注意を払って行動するようにしましょう。
ハキハキと用件を伝える
受付では用件をはっきり伝える事も重要です。聞き返されるようでは、あまり良い印象とはなりません。
声を掛ける時は、
「お忙しいところ失礼致します」
次に、用件と名前を伝えます。
「本日◯時から面接予定の〇〇と申します」
これだけでは取次ぎできないので、担当者の名前を伝えます。
「恐れ入りますが、人事部の〇〇様にお取次ぎ頂けますでしょうか」
これらの項目をハッキリ伝えられれば、聞き返されることなくスムーズに伝わります。
しどろもどろにならないよう、しっかりと話す内容を整理してから受付に行きましょう。
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